
地域の学校・生徒と企業をつなぐ教育支援事業
【ワークショップ参加レポート】
1月14日のビジネスワークショップは、株式会社エアグラウンドの畠中社長より
地域の企業と学校を結び、生徒に実践的な学びの機会を提供する教育支援事業の実際を紹介いただきました。
現在、課題研究型学習(PBL:Project Based Learning)は、小、中、高校では必須となりました。
PBLは、生徒が課題の解決に向け、主体的に取り組む過程を通して、必要な知識やスキルを身につける体験学習です。
畠中氏がコーディネートするこの地域教育支援事業に参加した企業(9社38名)のアンケートでは「100%が参加して良かった」「また参加したい」との評価を
得ています。
また、参加した生徒も約78%が「企業に興味を持った」、約65%が「また参加したい」と回答し、高い満足度が確認されました。
特に注目されたのは、エアグラウンドが行う「ロボメイツ」プロジェクトです。
これは、高校生が小学生にロボットプログラミングを教えるリレー型学習プログラムで、未来の技術者育成を目的としています。
また、映像制作やキャリア教育を通じて、生徒が実社会で役立つスキルを習得できる取り組みも紹介されました。
この地域教育支援事業は、生徒たちに企業や社会のリアルな課題を学び、その解決策を考え、体験する機会を提供することで、
生徒のキャリア意識の啓蒙と向上に大きく貢献します。
この活動を通し、企業にとっては、地域・学校・生徒・自治体への企業PRや周知に止まらず、新たな事業連携の機会も生まれています。
地域企業と学校教育機関が連携・協力した教育支援の活性化は全国の地域社会において益々期待されています。

-49-55-screenshot-1024x576.jpg)
-60-9-screenshot-1024x576.jpg)