
複雑な課題を「点」ではなく「つながり」で捉える実践ワークショップ
目の前の問題を一つ解決しても、また別の課題が浮上する。部分最適を積み重ねても、組織全体が好転しない!
そんな悪循環を経験したことはありませんか?問題は「解決方法」ではなく、「捉え方」にあるのかもしれません。
本ワークショップでは、神戸大学特命教授・祇園景子氏から、複雑な課題を構造的に理解し持続的な解決策を導く「システム思考」の実践手法を学びます。
システム思考とは、物事を相互に関係し合う”全体”として捉える思考法です。多くの問題は単一の原因ではなく、複数の要素が互いに影響し合うことで生じています。この複雑な関係性や因果の連鎖を可視化し、俯瞰的な視点で問題を捉える力を、全3回のグループワークを通じて体験的に習得できます。
第1回ではシステム思考の基本概念と機能の特定方法を学び、第2回ではシステムアーキテクチャ(システム全体の設計思想)の考え方と機能の連鎖デザインを実践します。最終回となる第3回では創発(個々の要素にはない特性が全体として現れる現象)の理解を深め、価値の連鎖を戦略的に構築する方法を修得します。 各回90分の小集団ワークにより、学んだ内容をその場で自身の課題に応用できる実践的なプログラムです。
【このような⽅におすすめ】
1.組織の課題が複雑に絡み合い根本的な解決策が見出せない経営者や管理職の方
2.新規事業や製品開発で全体像の設計に苦心している企画担当者の方
3.部門間の連携不足や業務の非効率性に悩んでいる方
4.論理的思考力をさらに高め俯瞰的な視点を獲得したい方
5.イノベーション創出や組織変革を推進する立場にある方にとって、実践的な学びの場となるでしょう。
【参加で得られる5つの成果】
1.複雑な課題を構造的に分解し可視化する具体的手法の習得
2.問題の根本原因を見抜き持続的な解決策を導く思考力の獲得、
3.システム全体を俯瞰し要素間の関係性を設計する力の向上、
4.グループワークを通じた多様な視点からの気づきと実践的スキルの体得、
5.新規事業や組織改革に応用できる価値創造のフレームワークを手に入れることができます。